P4 私の性格って? "母と妻と女の狭間(はざま)で・・・" 留学時代・出会い青春編

P4 私の性格って? ”母と妻と女の狭間(はざま)で・・・” 留学時代・出会い青春編

勉強女

 私の性格を一言で言うと

「負けず嫌い」

 とにかく、負けるのは嫌
反則でも勝てればいいとは言わないけど、
負けるのは嫌なの。

 だから、勉強はお父さんに無理やりやら
されてた感じだけど、1番になるのは、
楽しかった。

 中学に入って初めのうちは、それほど、
一生懸命にやらなくても簡単に1番が取れ
たけど、高校受験が近づいてくると、
だんだん一番が取れなくなってきた。

 そう、まわりも必死になってきたから。

 もちろん、1番が取れないとお父さんも
怒るし、ほんとに辛かった。

 だから、高校の志望校は、お父さんに
内緒でランクを落として、一番の成績で
入ったわけ。

 だって、あまりにお父さんがうるさくて
うんざりしてたから。
ちょっとでも楽したかった。

 おかげで、しばらくは何もしないで
学年一位をキープできてた。

 その間はお父さんも、何も言わなくて、
ちょっと平和。

 でも、何もしなくてもトップだもん、
せっかくだから勉強の代わりに、必死で
バイトした。

 その時はバブルだったから、高校生
でもけっこう稼げて週末はいつもクラブ
通いしてた。

 あまりに遊びすぎて、2年の3学期に
なる頃は最下位近くに転落。

 その頃になるとお父さんもすっかり私の
ことを信用してていちいちチェックしなく
なってたからとりあえず怒られることは
なかったけど、最下位近くなんてバレるの
がすっごく怖かったから、

〈このままじゃまずい!〉

と思って、真剣に考えた。

 それで、子供の頃に「大草原の小さな家」
を、見て思った「アメリカに行きたい!」
って思った事を、ふと思い出した。

〈そうだ、アメリカに行こう!〉

って。

 

 偶然とはいえ、私の誕生日がアメリカの
独立記念日。

〈これは、きっと運命なんだわ!〉

 でも、アメリカ留学は、子供の頃に思った
夢だったけど、うちには留学するお金が
あるわけなかったから、無理だと思ってた。
だから、諦めてた。

 それでも、いまお父さんから離れる
ためには、アメリカ留学しかない!

 そう思って、クラブ通いをかなり控えて
アメリカ留学資金を貯め始めた。

 それで、3年になって進路相談に親と
学校へ行った時に初めて、

「アメリカへ留学します!」

って、宣言した。

 これには、お母さんも先生もほんと
驚いたみたいで、本当にずいぶん反対され
たけど、その時はもう貯金を始めたいた
ことや、留学のための細々した手続きなん
かをちゃんと調べて、説明して強引に納得
させた。

image©“** RCB **”

written by 透明(とうめい) ゆき

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10月 28th, 2015 by