え?意外 "母と妻と女の狭間でP53"

え?意外 ”母と妻と女の狭間でP53”

嵐

「ごめん、うちのホスト、夜出るのとか、
けっこううるさいんだ」

 って、返ってきた。

「え!、そうなの?」

 私は、意外な返事で、心の底から驚いた。
普段から、他の国から来た留学生と英語で
コミュニケーション取ることに、積極的な晴美が、
多くの留学生が集まる、Int’l Partyに参加しないなんて、
とても考えられなかった。

「だから、今までそういうやつ、行ったことがないのよ」

 晴美がそう言ったので、

”あー、ついこないだまでの私達と同じなんだな”

 私はそう思うと同時に、

”それなら、こっちは慣れたもんだね”

 と、心の中は真っ青な空のように
晴れ晴れとした気持ちになった。

「この前ね、まったく行ったことがなかった、
ミチ君達とね・・・」

 私が説明を始めると、それを遮るように、

「ごめん、それにね、ほかに用事があるのよ」

 と、晴美が一言。
それが、少し強い口調だったから、
私は思わず、晴美の顔をまじまじと見つめた。

 すると晴美は、スッと視線を外して、もう一度、

「ごめんね、ありがとう」

 と、お礼を言って、カフェを歩いて出て行った。
晴美の、なんだか不自然な断り方に、
私も、かなり違和感を感じたけど、
それ以上、詮索しても仕方がないから、

”じゃあ、しょうが無いよね”

 って、納得するしか無かった。
さっきまでの、青く晴れ晴れとした心の中は、
一瞬で、真っ黒な雲に覆われて、
今にも泣き出しそうになった。

image©“Rookuzz.”

written by 透明[とうめい] ゆき

1ページ目から見る人の、P1リンク

*写真・画像は参考のため、本文とは一切関係ありません
|Mail to info@love-life.lovepop.jp
|link Wheel news- Drift Car & Bike
|diary 日記 / アメブロ
|Copyright © 2014 Tomoyuki.O All Rights Reserved.|





1月 10th, 2016 by