P95

送ってあげて ”母と妻と女の狭間でP95”

街灯

「女の人じゃなかったんだ」

 私は、知ってたけど、わざと
皮肉っぽく言った。

「女?そんなわけ無いじゃん。
まあ、女性と一緒に生活出来たら、
相当嬉しいけどさ」

 あさひは、笑いながらそう言った。
え?女と住むことはいいわけだ。
それなら、

「Ashは勉強優先だから、女に興味が
無いのかと思った」

ちょっと、いじわるっぽく言うと、

「そりゃ勉強優先!それは当たり前。
でも、女性は別。俺エッチ大好きだし」

 へー、意外。
ただの堅物だと思っていたけど、
そういう訳じゃないんだ。

 私は、ちょっとあさひの心の中に、
ほんの少しの隙間を見つけて、
かなり嬉しかった。

 そんな話をしているうちに、
あさひのアパートに着くと、
ヤマさんはすでに寝る寸前で、
あさひが、

「紗季ちゃん、足がないから
送らないと・・・」

 そう言い終わらないうちに、
ヤマさんが、

「ダメダメ、俺もう寝るから」

 そう言いながら、車の鍵をあさひに
投げた。

「おまえ、送ってあげて」

ヤマさんは、そう言うなり自分の部屋に
入った。

 あさひは、それを受けとり、
扉に向かって、

「すぐ帰ってくるわ」

image©““JINNOU””

written by 透明(とうめい) ゆき

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この物語はフィクションです
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1月 23rd, 2016 by