P116 ミチ君が睨んでる

P116 ミチ君が睨んでる ”母と妻と女の狭間で”

お手上げ

〈かわいい!〉

 私は、普段眉間にしわを寄せているあさひが、
急にニコって笑った時の笑顔が好きで、今まさに
その顔でこっちに笑いかけた。

「普段は感じ悪いくらい仏頂面なのに、笑った時は
可愛いんだよねー」

 寧子も同じ意見らしく、そのあさひの笑顔に、
私と同じように、見とれていた。

 私達のグループには、女子が私と寧子しか、
いないから、その2人があさひに見とれていたら、
ミチ君が面白くなさそうに、

「まあいいや、俺、授業行くわ」

 そう言って、席を立った。
そのまま、他の男子も、つられて行ってしまい、
カフェには、私と寧子と、あさひ達のグループ
が残った。

「なんだかね~」

 寧子が、そうつぶやきながら、席を立つと、

「これだから、男はダメね」

って、言いながら教室に向かって歩き出した。
私も、同じ意見。

 2人で、「はぁ~」、深いため息をつきながら、
教室に入った。

 退屈な〈先生、ごめんなさい!〉授業が終わって、
みんなで図書館に行ってみると、そこにはあさひと
ミキちゃんが勉強してた。

image©“Yakko”

written by 透明(とうめい) ゆき

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この物語はフィクションです
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1月 31st, 2016 by