P118 ミキちゃんが羨ましい "母と妻と女の狭間で"

P118 ミキちゃんが羨ましい ”母と妻と女の狭間で”

仲良し

 そしたら、ミキちゃんが横から、

「はい、よくできました」

 そう言って、あさひの頭を、
なでなでした。

 そしたら、あさひは、嫌がるでもなく、
とびきりの笑顔で、ミキちゃんにVサイン。

 私は、それを見ていて、

「羨ましい」

そう思った。

 その後図書館の外に出て、ミチ君が、

「Ashとミキちゃんはほんとに仲がいい
兄弟だね」

 そう言うから、

「違うよ!2人はここに来て知り合った
んだよ?」

そう、私は答えた。

 そしてたらミチ君はじめ、みんなが信じ
られない!って顔をして、絶句。

「なに?、なんか変なことあった?」

 寧子が、みんなの言いたいことがわから
ない振りをして、そう言った。

 そしたらミチ君が、

「いやいや、なんであんなに仲いいの?
だいたい、普段Ashはあれだけ無愛想なのに、
ミキちゃんの前だと、全然普通でしょ?
なんか変じゃね?」

「だから、Ashだって、別に変わり者って
わけじゃないってことでしょ?
ね、紗季?」

 寧子はそう言って、私にウィンクした。
私は、寧子に急にふられて、焦りながら、

「そ、そういう事。
Ashだって可愛いとこあるんだから」

 って、言ってみたものの、なんだか
墓穴を掘った気分だった。

image©“theodore moniodis”

written by 透明(とうめい) ゆき

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2月 1st, 2016 by