P124 驚くくらい、落ち着いていた "母と妻と女の狭間で"

P124 驚くくらい、落ち着いていた ”母と妻と女の狭間で”

ゆきまろ

 金曜日の朝。
今日はなんだか落ち着いてる。

 いつものように、週末にパーティーや
お出かけが控えていると、なんだか気持ちが
浮足立って、勉強どころじゃないんだけど、
今回に限っては、そんなこともなく、
不思議なくらい、落ち着いて勉強に集中出来てる
自分がここにいた。

 ふと、そんな自分に疑問を感じて、

〈なんでだろう?〉

そう、自問自答した。

 もちろん、今夜出発のシアトル行きは、とても
楽しみ。

 まして、あさひとロングドライブ。
これは何度も夢に見た光景。

 嬉しくないはずはない。
それはわかる。

 でも、私の心の中では、釈然としない何かが
くすぶっていて、それは私が、普段意識しない
心の深い部分に黒い霧に包まれて
存在していた。

 それが何なのか、いまの私には、
理解することは、出来なかった。

 それでも、勉強に集中できることは、
とても良いことで、おかげで過去最高に
授業の内容が理解できた。

 それは、まるで真夏の抜けるような
青空のように、空気はどこまでも澄み渡り、
宇宙の彼方まで見渡せるような爽快感を
感じた。

〈もしかして私って、出来る女だったのかも!〉

 そう思うと、今すぐにでも大学の授業を受け
たくなった。

image©“yukimaro”

written by 透明(とうめい) ゆき

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2月 5th, 2016 by