B:24ページ 勉強だけじゃ・・・ "母と妻と女の狭間(はざま)で・・・" 留学時代・同棲編

B:24ページ 勉強だけじゃ・・・ ”母と妻と女の狭間(はざま)で・・・” 留学時代・同棲編

落ち込み

 そしたら寧子(やすこ)が、

「ミチさんは、勉強しなさすぎ!」

 しょんぼりしてるミチの前で、みんな
大爆笑。

 ミチは、自分のことより、人のこと。
性格が良すぎるんじゃない?
 そうは言っても、彼女にはなれないけど。

 
 久しぶりに、みんなでおしゃべりしたら、
ほんとに楽しかった。

 確かに、勉強をしに来たんだから、
必死になって勉強しなくちゃいけないのは
当たり前なんだけど、だからって、勉強だけ
やってればいい!なんて言うんじゃ、もっ
たいない。

 今はたまたま、歩いていけば会える寧子や、
ミチも、ここを出たら、もしかしたら次に
会うことは無いかもしれない。

 そう考えると、ただひたすら勉強だけの
あさひは、アメリカ留学の半分を損してる
ような気がしてきた。

 楽しかったみんなと別れて、図書館に
行くと、当たり前のようにあさひが机に
向かっていた。

 私は黙ってあさひの前の椅子に座ると、

「よう、眠り姫!」

 あさひが、輝くようなとびきりの笑顔で、
話しかけてきた。

 私は、当然怒られると思っていたので、
そんな素敵な笑顔で話しかけられたことに
心から驚いて、言葉に詰まった。

 それを見たあさひが、

「どっか具合悪いの?」

 さっきと一転、心配そうに顔を曇らせた。

「ううん、だいじょぶだよ」

 私の言葉を聞いた途端、また、素敵な
笑顔と共に、

「なんだ、良かった。
心配したよ」

“image©-Gribiche-“

written by 透明(とうめい) ゆき

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この物語はフィクションです
写真は参考のため、本文とは一切関係ありません
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3月 2nd, 2016 by