B:33ページ 「した?」 "母と妻と女の狭間(はざま)で・・・" 留学時代・同棲編

B:33ページ 「した?」 ”母と妻と女の狭間(はざま)で・・・” 留学時代・同棲編

エロオヤジ

 やっぱり女は、あなた色に染まるんだよ。

 そう何かの本で読んだことがある。
まさに実感した。

 学校に着いて、あさひと笑顔で手を降って
別れた。

 珍しく先に来ていた寧子が、

「熱いねー、奥さん」

 手をパタパタしながら、私の隣に来た。
続けて、

「した?」

 今度は、おっさん顔して、ニヤニヤしな
がら、聞いてきた。

「してないです!」

 私は思わず、ムッとした顔しながら
答えた。

「なんだまだか。
まあ、まだ2日じゃ無理ないか。
 でも、結構いい雰囲気になって来たん
じゃない?」

 確かに、今朝は恋人同士に見えるくらい
笑顔で話していたとは思うけど。

 せっかく、今朝のあさひとの素敵な雰囲気
で、一日が始まると思っていたのに、寧子
の「オヤジ顔」のせいで台無し。

「まあ、一緒に住んでしまえば、こっちの
もん。時間の問題だね」

 今度は、ただのオヤジ顔じゃなくて、
「エロオヤジ顔」だった。

「あんた、いまエロオヤジ顔だよ」

私が言うと寧子は、さらにやらしい顔を
して、

「そりゃーもー、奥さん、
『あれ』いりますか?」

きりがない。

 さすがに呆れて、そのエロ寧子を無視。

 そのうちミチ達も教室に入ってきて、
ワイワイ、ガヤガヤ、いつもの教室に
戻っていった。

 

written by 透明(とうめい) ゆき

1ページ目から見る人の、P1リンク

この物語はフィクションです
写真は参考のため、本文とは一切関係ありません
|Mail to info@love-life.lovepop.jp
|link Wheel news- Drift Car & Bike
© 2014 Tomoyuki.O





3月 8th, 2016 by