B:36ページ ミキちゃん鋭い! "母と妻と女の狭間(はざま)で・・・" 留学時代・同棲編

B:36ページ ミキちゃん鋭い! ”母と妻と女の狭間(はざま)で・・・” 留学時代・同棲編

ガルトー

 隣りにいた寧子が、不思議そうに

「何に感謝?」

聞いてきた。

 その、寧子の質問を聞いた時、急に恥ず
かしくなって、耳たぶまで真っ赤になった。

「どうしたの?熱ある?」

 寧子が心配そうに、おでこに手を持って
来たから、慌てて、

「なんでもないから、だいじょぶだよ」

そう言って、笑った。

 さすがの寧子も、理由がわからず、
ただ、

「そう、ならいいけど」

そう言って、先生の方に顔を向けた。

 授業が終わって、図書館に行くと、もう
あさひが来ていて、ミキちゃんと話してた。

「Hi,紗希ちゃん」

 ミキちゃんが先に気が付いて、私に挨拶
してくれた。

 あさひは、こっちを見てかるくうなずいた。
それを見た、ミキちゃんが、

「ん、どうした?
なんかあった?」

そう言いながら、私を見た。

 鋭い!
こういう時って、男は全然気が付かない
けど、女はすごく敏感だもんね。

 私が、黙っていると、あさひが先に

「なんでもないよ」

 って、答えた。
そしたらミキちゃん。

「私は、紗希ちゃんに聞いたのに、
Ashが答えちゃダメじゃん!
なんかあったのバレバレだって」

 笑いながら、あさひの頭をペシ、叩いた。
あさひを見ると、耳たぶまで真っ赤で
唐辛子の様。

 ミキちゃんが、「どうしたのよー?」
って、詰め寄るから、今度は私から、

「図書館で勉強したいから、3日前から
居候してるんですヨ」

“image©Milna Mandusic.”

written by 透明(とうめい) ゆき

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この物語はフィクションです
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3月 10th, 2016 by