B:43ページ 女性の泣き声 "母と妻と女の狭間(はざま)で・・・" 留学時代・同棲編

B:43ページ 女性の泣き声 ”母と妻と女の狭間(はざま)で・・・” 留学時代・同棲編

モノ女性

 その後を追うようにヤマさんも、キッチ
ンへ。

 へー、案外マメなんだ。
もしかしたら、琴乃さんは、そんな所が
いいのかもね。

そのあとも、2人で料理を並べ、食事の
後片付けも、二人仲良くやっていた。

「なんだ、ヤマさん意外とマメなんだ」

「ああ、ああ見えてヤマさん、意外とマメ
に料理したり、してくれるんだよ。
今は半々くらいじゃないかな?」

 そう、あさひが言った。

 「へー、最近の男の人は、みんな料理が
出来るんだ」

 私は、あさひにそう言いながら、今まで
料理なんてお母さん任せだったことが、
ほんのちょっと、恥ずかしくなった。
ほんのちょっとだけね。

 それから、コーヒーを飲みながら、
4人で話をして、のんびりしてたら、
あっという間に、1時を回ってた。

 アパートに帰るまでの、ピンクな気分は
どこかに消え、穏やかな雰囲気で、リラックス。

 それから、お互いに自分達の部屋に戻る
頃には、すっかり眠くなってた。

 2人でベッドに入ったものの、さらに
話しをしていたつもりが、いつの間にか
夢の中。

 結局その日も何もなく、ぐっすり眠った。

 それから、どれくらい時間が過ぎたのかな。
遠くで、女の人のすすり泣く声が聞こえた
気がした。

 初めは、単なる夢だな?って全然気にし
なかったけど、そのままうとうとしている
と、遠くで聞こえいたはずのそのすすり
泣きが、心なしか大きくなった気がした。

written by 透明(とうめい) ゆき

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3月 15th, 2016 by