B:66ページ チッ! "母と妻と女の狭間(はざま)で・・・" 留学時代・同棲編

B:66ページ チッ! ”母と妻と女の狭間(はざま)で・・・” 留学時代・同棲編

マツケン

 ヤマさんと琴乃さんを見ながら、たまに
あさひを見ると、あさひも二人を見ながら、
優しく微笑んでいる。

 私はそんなあさひを初めてみた気がして、
ちょとヤキモチ。

 それでも、普段ほとんど見ないあさひの
穏やかな表情は、私まで幸せな気持ちになる。

 みんなで楽しく過ごす時間はあっという間
で、気がついたら0時を回っていた。

 あさひが、

「そろそろ日が変わるから、また明日って
事で・・・」

そう言うと、みんなも帰り支度を始めた。

 それぞれミチとしんのすけが送って行く
ことになったけど、ミチが、

「紗希ちゃん、早く乗りなよ?」

 私がなんど残ると言っても、送ると言っ
て聞かない。

 見かねてヤマさんが、ミチを説得し始めた
けど全然ダメで、琴乃さんまで巻き込む始末。

 とうとうあさひが、

「ミチ、悪いけど俺と一緒に住んでるから」

 その一言で、観念したかのように、半べそ
をかきながら、帰っていった。

 その後琴乃さんが、

「ミチ君は、ほんとに紗希ちゃんのことが
好きなのね」
 
 微笑みながら、あさひをちらっと見て
私に言った。

 つられて私もあさひを見たけど、テーブル
の上を片付けているだけで、なんの反応も
なかった。

「チッ」

 簡単に片付けて、ヤマさんと琴乃さんと
話しているうちに、あさひが先にシャワー
を浴びてて、出て部屋に行ってから、今度
は私がシャワー。

image©“松ケン fan! 松山ケンイチ イラスト応援ブログ”

written by 透明(とうめい) ゆき

1ページ目から見る人の、P1リンク

この物語はフィクションです
写真は参考のため、本文とは一切関係ありません
|Mail to info@love-life.lovepop.jp

© 2014 Tomoyuki.O





3月 25th, 2016 by