B:83ページ 恥ずかしすぎる! "母と妻と女の狭間(はざま)で・・・" 留学時代・同棲編

B:83ページ 恥ずかしすぎる! ”母と妻と女の狭間(はざま)で・・・” 留学時代・同棲編

はず

あさひが、心から残念そうに私に言った。

「あさひは琴乃さんの大ファンだからね。
特に夜ね」

 私がそう言うと、珍しく琴乃さんの頬が、
ほんのり桜色に染まった。
 
「ごめんね、あさひ君、
気をつけてるんだけど、声出ちゃうのよ」

「いや、素敵だヨ。
俺も昨日は、思わず燃えちゃった」

 そう言うと、あさひがチラッと私を見た。
私は、そのあさひの視線と目が合った瞬間、
昨日の夜を思い出して、まだ余韻が体の奥
にくすぶっているのを感じて、軽く震えた。

 その時の私の様子を見た琴乃さんが、
そっと私に近寄って、

「今夜一緒にやる?」

って、私に「そっと」ささやいた。

 私はそれを聞いた瞬間、真紅のバラの
ように、顔が真っ赤になるのを感じた。

 あさひが、それを見て、

「なになに、どうしたの?」

「なんでもないよ!」

 私は恥ずかし過ぎて、あさひの顔をまとも
に見られなかった。

 琴乃さんは、小悪魔顔で軽く笑いながら、

「冗談よ、じょうだん」

「・・・」

「でも、その気になったら言ってね」

 そう言いながら、ヤマさんの部屋へ消え
ていった。

 私は、ショックでボー然としていたけれど、
あさひの「学校」の一言で我に返った。

 学校にへ行く途中あさひが、琴乃さんの
言葉を知りたがったから、仕方なしに「一緒
にって言われた」と話すと、

「あー、それはいいねー」

やらし顔丸出しで言った。

image©“jedhakuro”

written by 透明(とうめい) ゆき

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この物語はフィクションです
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4月 7th, 2016 by