B:P100ページ 口からサブローが生えてる!"母と妻と女の狭間(はざま)で・・・" 留学時代・同棲編

B:P100ページ 口からサブローが生えてる! ”母と妻と女の狭間(はざま)で・・・” 留学時代・同棲編

ヒキガエル

 典子と桜子は、アメリカ来てからLewiston
から出たこと無くて、Lewiston以外での
外食が始めて。
 だからレストランよりも自分で取れる
ビュッフェのほうがいいから、中華ビュッ
フェはちょうどいい。

 みんな、料理を取ってきて食べ始めたら、
いきなり桜子が泣き出した。

 みんなが驚いて理由を聞くと、

「ご飯で思い出した」

 桜子の家はすっごい田舎で、おじいちゃん、
おばあちゃん、ご両親とお兄ちゃん夫妻と
甥っ子2人、姪っ子1人、で住んでる10人家族。 
 その中で育ってきたから、ホームシックも
特別で、しかもご飯が食べられないホスト
ファミリー生活。
 ホストはおじいちゃんとおばあちゃんで、
とても良くしてくれるけど、それでもやっ
ぱり日本が恋しいって。

 それが、インディカ米とは言え、ご飯を
食べたら、一気に吹き出して涙が止まらな
くなっちゃったんだって。

 そしたらなんだか、みんなも急に無口に
なって、下を向いちゃった。

 寧子を見たら、涙がぽろり。
それを見たら私も悲しくなっちゃった。
 私も涙が出てきてそのままじゃみんなで
大泣きしそうになった時に典子をみたら、
泣きながら、はじめに持ってた「サブロー」
ってヒキガエルのフィギュアを、頭から口に
咥えてた。

思わず、大きな声で、

「え!口からヒキガエルが生えてる!」
 
言っちゃった。

 それを見たら、みんなで思わず吹き出した!
次の瞬間大爆笑!

image©“目黒碑文谷 安斎治療室”

written by 透明(とうめい) ゆき

1ページ目から見る人の、P1リンク

この物語はフィクションです
写真は参考のため、本文とは一切関係ありません
|Mail to info@love-life.lovepop.jp

© 2014 Tomoyuki.O





4月 14th, 2016 by