B:119ページ 二人の生活 "母と妻と女の狭間(はざま)で・・・" 留学時代・同棲編

B:119ページ 二人の生活 ”母と妻と女の狭間(はざま)で・・・” 留学時代・同棲編

ルイストン 秋

 私自身は、ホストのお金はあさひに理解
して諦めてもらって、アパートの費用は、
いつか返す約束で、とりあえず当面貸しに
してもらいたいと思ってる。
 だってね、私がアパートに来なければ、
あさひ一人で住むことになるんだから、
だったら、私がお金を払わなくても、同じ
ことだもんね。

 とりあえず、その場はいつもの、「また
催促しておく」って事で納得してもらった。

 それでも、一緒にベッドに入る頃には仲直
りして、その夜も愛し合って素敵な夜を過
ごした。

 翌朝、珍しくすっきり起きられて、気分
爽快。
 時間も7時少し前で、今日こそは何もか
もが順調に思えた。

 それから、1ヶ月、お金の問題は変わり
なかったけど、それ以外は何事も無く、
ゆったりとしたClearwaterRiverの流れの
ように、静かな流れの囁きだけが耳に聞こ
えるだけだった。

 Lewistonに来てから、ようやく落ち着い
た生活を送れるようになった頃には、街は
ハロウィンの飾り付けが目立つようになり、
すっかり秋は終わり、川を流れる風はすでに
冬の気配を感じるようになっていた。
 
 最近は、ようやく2人の生活にも慣れて、
夜、愛し合っても、次の日の朝は、しっか
り起きられるようになった。

 私は、琴乃さんやミキちゃんのように、
すっごく好きで、「毎日でもしたい」って
ほど、好きなわけじゃない。

image©“Moscow-Pullman Daily News and Lewiston Tribune.”

written by 透明(とうめい) ゆき

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この物語はフィクションです
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5月 8th, 2016 by