B:124ページ 動揺 "母と妻と女の狭間(はざま)で・・・" 留学時代・同棲編

B:124ページ 動揺 ”母と妻と女の狭間(はざま)で・・・” 留学時代・同棲編

シャワー

 まっすぐアパートに帰ろうかと思ったけ
れど、もしもあさひと晴美が一緒にいたら、
私のいる場所が無いのは、十分わかってい
たから、すぐにアパートに帰る気になれな
かった。

 と言っても、時間は午前0時を回っていた
し、他に行く所もなかったから。とりあえ
ず寧子の家に行った。

 ミチも一緒に寧子の家に入りたがったけ
ど、さすがに午前0時すぎに、女だけ
(ホストマザーはシングル)のホストに入
れるのは諦めてもらった。

 部屋に入ると、寧子がさらに何があった
か聞きたがった。

 とりあえず、ミチもいなくなったし、
晴美が帰ってきたことを寧子に言うと、寧子
はあまり驚かず、

「なんとなくそんな気がしたよ」

それだけ言って、キッチンに消えた。

 次に寧子は、ティーカップを2つ持って
帰ってきた。

「あんたは晴美ちゃんと話してないの?」

 そう聞かれたから、それまでのいきさつ
を寧子に話すと、

「うーん、立場弱いね」

 私もわかっていることを言った。

「晴美ちゃんがどういうつもりで、帰って
きたかわからないけど、とりあえず今日は
寝ようよ」

 そう言って、シャワーを浴びに行った。
時間を見るといつの間にか1時を回ってい
た。

 寧子のホストに来てから、1時間以上も
経っていたことに、全く気が付か無いほど、
自分が動揺していたことに、初めて気がつ
いた。

image©“日焼け・紫外線対策-美肌にしたい人が知っておきたい日焼け・紫外線の知識”

written by 透明(とうめい) ゆき

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この物語はフィクションです
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5月 12th, 2016 by