B:P121~P130

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タイレストラン
5月 17th, 2016 by yuki.o

 電話の向こうは寧子だった。

「どう?Ashは帰って来た?」

昨日帰って来なかった事を説明すると、

「じゃあ、眠れなかったでしょ?」

やっぱり寧子は気遣いのできる子。

「今日は、ミチさんがMoscowにタイ
料理を食べに連れてってくれるって」

きっと落ち込んでる私のために、ミチさん
に頼んで、気分転換に連れだそうと気を利
かしてくれたんだな、と思った。

 そんな寧子の気遣いにはほんとに感謝
なんだけど、正直言ってお金が厳しくて、
行きたいのはやまやまだけど、ちょっと
出られない感じ。

 私が、行くのを渋っていると、

「あんた、お金ないんでしょ?」

 寧子が直球を投げて来た。

「そうなんだよね。行きたいんだけどさ」

 そう私が言うと、

「紗季が元気ないからって言ったら、ミチ
さんとか、しんのすけとかが、みんなで
おごってくれるって言うから、心配しなく
ていいよ」

寧子はどこまでもそつがない。

 結局、寧子のおかげで、お昼ごはんは
Moscowで、タイ料理を食べることになった。

 オリエンタル料理だからって、タイ料理
は日本料理とは全然違けど、それでも、
カレーやタイ風焼きそば、ラーメンなんか
があって、意外と日本っぽい。

 ちょっとでも日本を感じさせてくれると、
ちょっと落ちてる時には元気が出る。

 みんなの心遣いに感謝しつつ、友達の
ありがたさを心に感じた。

 でも、ちょっとだけ心配だったのは、
私は辛いものが苦手。

 それは心配。
 まあ、アメリカンは全般的に、辛いもん
が苦手だから、アメリカにあるタイ料理は、
酷く辛いことはないかなって、少し安心。

image©“Arun Residence.”

written by 透明(とうめい) ゆき

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この物語はフィクションです
写真は参考のため、本文とは一切関係ありません
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不安
5月 16th, 2016 by yuki.o

 アパートに戻ると、人気はなく、やっぱり
部屋は真っ暗。

 部屋に入って電気をつけると、今朝出た
時のまま、あさひが帰ってきた様子は無か
った。

「日曜日まで帰ってこないのかな?」

そう思うと本当に不安で、たまらない気持
ちになった。

 シャワーを浴びて簡単に夕食を済ませる
と、少し落ち着いて周りがよく見えるよう
になった。

 あらためてまわりを見回すと、あさひの
ものは全部置いてあり、特になくなった物
はなかった。
 クローゼットの中も、ほとんどの洋服は
残っていて、長期で出かける支度をした
様子もなかった。 

「帰ってくるよね」

そう、自分に言い聞かせて、その日は早々
にベッドに入った。

 翌朝目覚めると、時間は8時近く。
気持ちの良い朝日に照らされて、冬支度の
始まった黄色い葉を付けた楡の木の上を
リスたちが元気に動き回っていた。

 ベッドの隣を見ると、いつもいるはずの
あさひはいなくて、やっぱり昨日は帰って
来なかったみたい。

 それから、寧子から借りた日本の漫画を
読んだり、またうとうとしたり、休日の
まったりした時間を満喫していたら、お腹
がすいたので、コーンフレークを食べに
リビングに行くと、いつの間にか、10時
を回っていた。

 台所で、お皿にコーンフレークに牛乳を
掛けてリビングに戻ると、急に電話が鳴っ
た。

「Hello?」

image©“pink!ng”

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闇月
5月 15th, 2016 by yuki.o

「どうしたの?Ashは?」

心配そうに、ミキちゃんがそう聞いてくれ
た瞬間、いままで我慢していた感情が一気
に溢れて、涙が止まらなくなった。

 図書館を出て、外のベンチに座って、涙
と共に今の不安と悲しい感情を一気に吐き
出して、気が付くと1時間が経っていた。

 その間ミキちゃんは、時々相づちを打つ
けれど、黙って聞いてくれて、いつの間に
か、スコールの後の七色の虹のように、
あさひとの問題が解決したわけではないけ
れど、心の中は晴れ晴れとした気分になっ
た。

 ひとしきり話し終わると、ミキちゃんが、

「話してくれてありがとう。
どう?すっきりした?」

とだけ、言った。

 私は、自分でも気が付かないうちに、
真っ黒で大きな不安に押しつぶされて、
いつの間に、自分を後戻りできない、漆黒
の闇の中に追い込んでいた。

 そんな私を気遣って、真夏の太陽の元に
救い出してくれた、ミキちゃんの気持ちが
本当に嬉しかった。

「もう、Ashの事を信じて待つしかない
よね」

 今まで不安で、ただ待つなんてとても出来
そうに無かったのに、ミキちゃんに言われ
ると、不思議と安心して待てそうだった。

 結局、閉館の午前0時までミキちゃんと
話していて、最後はJhonにアパートまで送って
もらった。

 ミキちゃんは最後に、

「いつでも相談してね」

って、素敵な笑顔を残して帰っていった。

image©“Bill Young”

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無人の部屋
5月 14th, 2016 by yuki.o

 アパートの扉を開けると、やっぱりあさひ
はいなくて、ガランとした無人のリビング
があるだけだった。

 手早く着替えて学校に行く準備を済ます
と、寧子と一緒に急いで学校に向かった。

 教室に入ると、いつもの様に騒々しい
ミチ達が、晴美のことを噂していた。

「なんか、学校に戻るかわからないらしい」

ミチの話だと、とりあえず戻れるかの確認
があっただけで、実際にこっちに戻るかは、
検討中だって。

 どうやら、ミチ達みんなはすでに晴美が
帰って来ていることは知らないらしく、
帰ってくるかもわからないと思っているみ
たい。

 もし、すでに晴美が帰ってきてることが
わかったら、どれだけの騒ぎになるか想像
できなくて、しかも、晴美の帰省が、あさひ
に逢うためだけの目的だったと知ったら、
ミチは切れるほど怒ることが目に見えてい
た。
 それを考えて、みんなに晴美が帰って来
ていることは黙っていた。

 その日のお昼ご飯の時に、あさひが学校
に来てないことを知った。
 
 今日は金曜日。
あさひはこのまま週末中、帰って来ないの
だろうか・・・。

 授業が終わって図書館のいつもの席に行
くと、ミキちゃんだけが勉強していて、
あさひの姿は見えなかった。

「Hi,紗季ちゃん!」

 ミキちゃんが真夏の太陽のように素敵な
笑顔で挨拶をしてくれたけれど、私の返事
はジメジメとした梅雨の長雨のような暗い
笑顔だった。

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運命の赤い糸
5月 13th, 2016 by yuki.o

「車がないってことは、あさひもいない」

 そう思った瞬間、ほっとしたのか、自然
と涙が頬を伝った。

 自分でも気が付かなかったけど寧子が、

「ちょっと、あんたなんで泣いてんの?」

 そう言われて、初めて自分が涙を流して
ることに気がついた。

「あれ、なんでだろ?」

 そう言ったものの、あさひがいなかった
ことで、涙がでるくらい安心したことが、
自分でも意外だった。

 でも、もしも、あさひとアパートの前で
会ってしまったら、説明する暇さえもらえ
ず、いきなりアパートを出される雰囲気を
感じてたからだと思う。

 晴美が図書館に来た時のあさひの動揺と、
晴美の泣き出すしぐさを見て、到底二人の
間には入れないことを、私は悟った。

 と同時に、あさひと晴美が一緒に図書館
を出て行った時、例えようもない不安感に
襲われた。

 2人が手をとっている姿は、あたかも
前世からの運命のように自然で、苦難の末
にやっと出逢った恋人のように、お互いに
結ばれる運命だということを理解している
ことが、ひと目でわかった。
 それだけに、私が割り込む余地がなく、
あさひと話し合う余地が無いことが、硬い
岩に染みこむ一滴の水のように、あさひか
ら離れないと決めた私の固い決意を簡単に
打ち砕き、自分からあさひのアパートを出
ていかなければいけない衝動にかられてい
た。

image©“MOON ARTEMIS”

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夜空
5月 13th, 2016 by yuki.o

結局、うとうとするものの、しっかり眠
れずに、空が紺藤から淡藤色に変わってい
くのをじっと見つめていた。

 そのまま空を見つめていたつもりが、気
が付くとすっかり空は明るくなり、時計を
見ると、7時近かった。

 リビングに行くと寧子とお母さんが、
朝食の用意をしていた。

「あら紗季起きた?」

 寧子のホストマザーの、愛が溢れる笑顔
に一瞬癒やされたけど、これから学校で
あさひに会うかと思うとすぐに憂鬱な気分
になった。

 そんな、私の沈んだ気分を察したのか、
ホストマザーが、

「ちゃんと食べて、笑顔で学校に行きなさい。
そうすれば、きっといいことがあるからね」

そう言ってくれた。

 その言葉に少し心が軽くなり、朝食は
しっかり食べられた。

 その後寧子に、このまま学校に行くか聞
かれたけど、さすがに昨日と同じ洋服では
まずいから、いったんアパートに帰って着替
えてから行くと言った。

 寧子はそれを聞いて、

「じゃあ、急いで出ないと!」

 そう言いながら、急いで学校の準備をし
始めた。

 正直、アパートには戻りたくなかったけ
ど、それでも、いつかはアパートに戻らな
ければならないから、だったら早いほうが
いい。

 幸いなことに、寧子が一緒に来てくれる
から、今ならいける気がする。

 2人でアパートに歩いて行くと、アパート
の前にあさひの車はなかった。

image©“Mikhail Kalugin”

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シャワー
5月 12th, 2016 by yuki.o

 まっすぐアパートに帰ろうかと思ったけ
れど、もしもあさひと晴美が一緒にいたら、
私のいる場所が無いのは、十分わかってい
たから、すぐにアパートに帰る気になれな
かった。

 と言っても、時間は午前0時を回っていた
し、他に行く所もなかったから。とりあえ
ず寧子の家に行った。

 ミチも一緒に寧子の家に入りたがったけ
ど、さすがに午前0時すぎに、女だけ
(ホストマザーはシングル)のホストに入
れるのは諦めてもらった。

 部屋に入ると、寧子がさらに何があった
か聞きたがった。

 とりあえず、ミチもいなくなったし、
晴美が帰ってきたことを寧子に言うと、寧子
はあまり驚かず、

「なんとなくそんな気がしたよ」

それだけ言って、キッチンに消えた。

 次に寧子は、ティーカップを2つ持って
帰ってきた。

「あんたは晴美ちゃんと話してないの?」

 そう聞かれたから、それまでのいきさつ
を寧子に話すと、

「うーん、立場弱いね」

 私もわかっていることを言った。

「晴美ちゃんがどういうつもりで、帰って
きたかわからないけど、とりあえず今日は
寝ようよ」

 そう言って、シャワーを浴びに行った。
時間を見るといつの間にか1時を回ってい
た。

 寧子のホストに来てから、1時間以上も
経っていたことに、全く気が付か無いほど、
自分が動揺していたことに、初めて気がつ
いた。

image©“日焼け・紫外線対策-美肌にしたい人が知っておきたい日焼け・紫外線の知識”

written by 透明(とうめい) ゆき

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責める
5月 12th, 2016 by yuki.o

 もうすぐ閉館の11時45分くらいにやっと、
あさひが戻ってきた。  

「晴美、帰ってきたんだ。びっくりしたね」

 あさひにそう言ってみたものの、あさひ
からの返事はなく、無言で教科書をブック
ストラップにまとめて、まるで私のことが
見えないかのように急いで図書館から出て
行った。
 今度も、私は一人図書館に取り残されて、
これからのことを思うと、目の前が真っ暗
になった。

 とりあえず一人でアパートに帰るしか無
かったから、荷物をまとめて図書館を出よ
うと出口に向かった。

 外に出ると、いつものようにケンジ達は
いなくて、ミチと寧子が外にいた。

「どうしたの?」

 私が聞くと寧子が、

「さっきAshが来て、用事があるから、
あんたを送ってくれって頼まれたんだよ」

 ああ、まったく無視されたわけじゃなく
て、一応気は使ってくれたんだ。
 それはそれで嬉しかったけど、あさひが
晴美と一緒にいるのは避けられない事実で、
そのことが私の心に、真っ黒な影を落とし
ていた。

 私の沈んだ顔を見て、何かあったことを
察した寧子が、

「なんかあった?」

聞いてきた。

 そこで、私は正直に「晴美が帰って来た」
と言うことをためらった。
 もし、そう言ってしまえば、寧子は絶対、
あさひを責めるから。

 もともと、あさひと晴美は相思相愛で、
その間に割り込んだのは私だから。

 それを思うと、一方的にあさひだけが責
められるのは、私自身罪悪感があった。

image©“Khánh Hmoong (改変 gatag.net)”

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恋人
5月 11th, 2016 by yuki.o

  真っ赤な夕日に照らされた2人のシルエ
ットを見た時、出逢いは前世から約束され
ていたような、自然な美しさに満ちてた。

 私は、二人の視界にまったく入ること出
来ず、呆然と二人を見送ることしか出来な
かった。

 一人図書館の机の前に残されて、いま目
の前で起きたことを思い返して見ると、
まるでテレビの画面越しに起きた恋愛ドラ
マのように、どこか実感に乏しい抽象的な
イメージだけしか心に残らなかった。

 そう、今の出来事が、私の中であまりに
現実離れしていて、どうしても受け入れら
れなかった。

 晴美とあさひはすっごく仲が良かったの
は知っていたけど、付き合ってなかったの
は確か。

 晴美は、なんの連絡もなくいなくなった
し、学校を移ってから、Lewistonの誰にも、
もちろん、あさひにさえ連絡してなかった
のも、多分間違いない。

 それなのに、帰ってくることを、先生
以外の誰にも連絡しなかったくせに、伝え
た先生にさえ、はっきりした日にちも言わ
ず、近々帰ってくるとしか言わなかったく
せに、みんなに内緒で一番先に逢いに来た
のが、あさひなんて!

 私は、今、目の前で起こったことを受け
入れるために、何度も思い返していた。

 その後結局、あさひと晴美は図書館が閉
まるまで帰ってこなくて、私自身も悶々と
した時間を過ごした。

image©“Ryan Polei”

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闇
5月 10th, 2016 by yuki.o

あさひの前に座っても、あさひは一瞥も
せずに、ずっとノートに何か書いている。

 私は一瞬声をかけようか迷ったけど、
言葉が見つからなくて、喉まで出かかった
言葉を、そのまま飲み込んだ。

 それから、2時間一言も言葉を口にする
こと無く、無言の時間が流れた。

 気が付くと窓から夕陽が差し込み、時計
に目をやると、6時半を回っていた。

 その時、机の横にふと気配を感じて、
時計から目を離すと、そこに晴美が立って
いた。

 晴美は、私が声をかけるよりも先に、

「あさひ・・・」

 と、一言。
その目には涙が浮かんでいた。

 その短い一言が、終わるか終わらないか
のほんの一瞬で、あさひが晴美の方を振り
向いた。

「連絡、なかったじゃん!!」

 そう言ったあさひの顔は、怒った声とは
裏腹に、今まで見たことがないくらいの
笑顔と、その目には心からの愛情を感じた。
晴美は、その笑顔を見た瞬間、一気に涙が
溢れて、

「帰ってきちゃった。
寂しくて、一人じゃ無理だったの・・・」

 それだけ言うと、あとの言葉は声になら
ないで、嬉しさのあまり、ただその場に泣
き崩れた。

 私は、その光景を見た瞬間、視界を失い、
真っ暗な闇の中に放り出された。

 あさひは、泣き崩れる晴美を抱き抱える
ように立ち上がり、そのまま晴美を連れて
外に出て行った。

image©“ガリー家のアウトドア日誌”

written by 透明(とうめい) ゆき

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