B:P21~P30

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ブラック・レイン
3月 4th, 2016 by yuki.o

 やっぱりいいよね。
二人で暮らすって。

 昨日も結局、閉館の0時まで2人で
図書館。

 それから帰って、軽くご飯を食べて、
さすがに、すぐ寝たよ。

 ご飯を食べながら、私が借りた、
「ブラック・レイン」って映画をビデオ
で見た。

 このLewistonにはレンタルビデオ店が
2軒あって、1軒はチャリで行ける距離。

 もう1軒は、街外れのOrchardsにあって、
けっこうな坂の上だから、車じゃないと無理。

 近場にあったレンタルビデオ店は、近くて
安いんだけど、品物がほとんど入れ替わら
なくて、新作なんて全然ない。

 あさひは、このビデオ店のビデオは、
アダルトも含めて全部見たって、豪語してる。

 ビデオはもちろん全部英語。
字幕なんて全く無い。
それを、全部見たっていうんだから、
英語もうまくなるよね。

 だから、最近はもっぱらOrchardsの
ビデオやさんに行ってるんだって。

 その、Orchardsのビデオ屋さんに、

「Now arrival: ブラック・ンイレ」

 って、変なカタカナのPOPがあった。

「ん?、なんだあれ?間違ってんじゃん」

 あさひがいきなり怪訝な顔。

でも、やっぱり借りてみた。

 これを借りる時あさひが、

「俺これ見たくないんだけど?」

って、かなりムッとしてた。

 でもねー、どうやら日本が絡んでる映画
みたいだから、見てみないと。

 でも、映画館の宣伝では、見なかった
から、興業的には、うまく行かなかったの
かな?

 感想は・・・

 話題にならなかった、話題通りでした。
ま、いいか。。

written by 透明(とうめい) ゆき

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勉強
3月 3rd, 2016 by yuki.o

 それでも、Jhonがミキちゃんを迎えに
来るまで、しっかり勉強できた。

 人って自分が考えているよりも、ずっと
真面目な性格なんだなって思った。

 今までは、どうせ勉強できないし、
勉強したって無駄だなって思っていたけど、
それは、自分自身が決めたことで、実際に
やってみたわけじゃ無いって、今さらながら、
気がついた。

 そんな当たり前の事も、忘れてしまうく
らい、日本の友達にどっぷり浸かっていた
なんて!

 それに気がついた今は、真っ暗闇の中を
彷徨っていた自分の目の前が、朝焼けと
同時に、さらさらと、明るくなって行くの
が感じられた。

 目の前のあさひの笑顔を見ながら、
そんな事が、頭の中を駆け巡っていた。

〈やっぱり、あさひって素敵だな〉

 それが、素直な感想。
ほんの数時間前は、

「勉強ばかりしてちゃダメだよね」

って、言ってたけど、実際は、勉強を全然
しないのもダメだった。

 基本的に今の自分は、とにかく勉強が
必要で、そのためにはかなりの犠牲を払って
でも、勉強時間だけは確保しなくちゃいけ
ない時なんだな。

 今の気持ちを、寧子やミチに伝えたいけど、
それをうまく伝える自信がない。

 それに、伝えたところで、素直に勉強
するかどうかもわからない。

 今の私に出来る事は、とにかく自分の
ために、一生懸命勉強して、出来るだけ
早く大学に入ること。

 ただそれだけを、見失わないようにし
ないと。

“image©Lindsay Laderoute

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とまと
3月 3rd, 2016 by yuki.o

「ミキちゃんとあさひは、恋人かと
思ったよ」

 その、私の言葉を聞いたミキちゃんは、
すっと、私とあさひを見比べて、悪戯な
笑顔で、するっと笑った。

 きっと、そう言った私の顔は、ほっとし
た気持ちと、それでも、納得がいかない
思いで、複雑な顔をしてたと思う。

 それから、三人で勉強を始めたけど、
私にとっては、3回めの図書館通い。

 少し慣れてきて、自然と勉強に集中出来る
ようになってきた。

 この前までは、目の前にいるあさひが
気になって、仕方がなかったけど、今は、
あさひどころか、周りに人がいることすら、
気にならなくなった。

 私自身、勉強が楽しくなってきた頃、
ふと視線を感じて、顔を上げると、なんと
あさひが私をじっと見ていた。

 あさひと目が合った途端、私はカーっと
顔が真っ赤になるのを感じた。

「何よ!」

 照れ隠しに、文句に似た強い口調で、
言うと、あさひは、ニコっと笑って、

「別に、ずいぶん真剣に勉強するように
なったなって思って」

〈なになに、この前から気にしてくれて
たの?〉

 そう思うと、もとっと、真っ赤になって、
まるで、よく熟れたトマトのようになった。

「なに赤くなっての?」

 いきなりあさひが聞いてきた。
この辺は、かなり無神経。

 まるで、寧子みたい。
そしたらミキちゃんが、

「Ashは女心がわかってないなー」

そう言って、私にウィンクした。

 そのミキちゃんのウィンクを見て、
また、赤面。

“image©allvectors.com”

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笑顔
3月 3rd, 2016 by yuki.o

 20分位したら、人が近づいてくる気配
がしたんで、出口の方に目を向けると、
二人が手をつなぎながら入ってきた。

「え!」

 さっきは、出る瞬間だったのに、今度は
堂々と手を繋いで帰ってきた!

 二人は机の前まで手をつなぎながら来て、
椅子に座る瞬間にやっと、手を離した。

 私が呆気に取られて見ていると、ミキ
ちゃんが、

「どうしたの?」

 その時のミキちゃんの表情には、余分な
感情とかは、全然なくて、純粋に「わから
ない」って、顔だった。

 そのミキちゃんの顔が私を余計に困惑
させて、私がミキちゃんの質問に答えられ
たのは、かろうじて

「手・・・」

それだけだった。

 ミキちゃんは、私の「手」って言葉で
理解したらしく、

「あー、あさひと手を繋いでたからか」

そう、特に恥ずかしげもなく、さらりと
答えた。

 その時にあさひを、チラッと見ると、
あさひは照れて、顔を真赤にしていた。

 ミキちゃんは、

「私ね、手をつなぐのが好きなのよ。
だから、誰とでも繋ぐのよ?」

って、向日葵のような素敵な笑顔で、
答えてくれた。

「俺は、恥ずかしいから、嫌なんだけど、
ミキちゃんはいつも強引に手を繋ぐんだよ」

あさひが、真っ赤な困った顔をしながら
補足した。 

 普段は絶対に見られない、あさひのそん
な顔が、かなり可愛い。

“image©moonfletcher”

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手つなぎ
3月 2nd, 2016 by yuki.o

「そうだね、ちょっと休憩しようかな?」

 それを見て私は、

〈あさひとミキちゃんは、ほんとの兄弟
みたいだな〉

って思った。

 と同時に、やっぱり少し妬けるよね。
あさひが立ちながら、

「紗希ちゃんはどうする?」

聞いてくれたけど、なんか2人の邪魔
しちゃいけない気がして、

「来たばかりだから、いいや」

そう言って断った。

 二人が出て行くのを見送りながら、
いつ手を繋ぐのかと心配になった。

 冗談じゃなくて二人は、本当に仲が良くて、
二人を知らない人が見たら、絶対に恋人同士
に見えるもん。

 扉を出る直前まで見送って、席に座ろう
とした瞬間、視線の端でミキちゃんが
あさひの腕に自分の腕を絡めたのが一瞬
見えた。

「えっ!」

 慌てて視線を写した瞬間、私の視界から
消えた。

〈私の見間違いだよね?〉

 それを見た瞬間から、心はさざ波の様に、
ゆらゆら、揺らめきだした。

〈そんな事無いよね・・・〉
いくら、自問自答しても、答えは見つから
ない。

 普通だったら、私も後を追って確かめる
けど、ミキちゃんとあさひの普段を見て
ると、それが本当にしか見えなくて、
怖くて、二人の後を追って、確かめる勇気
は無かった。

 そのまま、椅子に座って勉強しようと
教科書を広げたけど、当たり前のように
勉強も手につかず、落ち着かないから、
ずっと窓の外を見てた。

“image©ayumuniho”

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嬉し泣き
3月 2nd, 2016 by yuki.o

 その笑顔を見た瞬間、
〈ああ、この人は表情が顔に出ないだけで、
本当は、感情豊かな人なんだな〉

 そう思った。

 あさひの笑顔は、笑うと少し出来るエクボ
と、落ちそうになるタレ目が、ほんとに
可愛い。

 そのあさひの笑顔を見るたび、

〈私はあさひが好きなんだな〉

 そう実感する。

「今朝はごめんなさい。
私は朝が弱くて、つい怒っちゃうんだよ。
これからは気をつけます」

 そう謝ると、

「まあ、少しびっくりしたけど、
遅くまで起きてたみたいだから、
仕方ないかな?って思ったよ」

「え、私が寝てないの知ってたの?」

「気にしてたわけじゃないけど、
なんとなくね」

「そうなんだ、ごめんね」

「まあ、いいよ。
でも、授業はちゃんと出ないとダメだよ」

 あさひは、始めの印象と違って、じつは
とても優しい人だった。
 
勝手に押しかけてきて、勝手に遅くまで
飲んで、起こしてくれたのに文句で返した
私の事を、許してくれて、その上心配まで
してくれたなんて。

 そう思った瞬間、思わずクリアーな涙が
うるっと流れた。

「はろー」

 後ろから声がした。
その声はもちろん、ミキちゃん。

 ミキちゃんは、当たり前のように、
あさひの隣にかばんを置いて、あさひの
頭を「ポン」、 軽く叩いて、

「なんか飲む?」

 そう言った。

“image©David Photo Studio”

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落ち込み
3月 2nd, 2016 by yuki.o

 そしたら寧子(やすこ)が、

「ミチさんは、勉強しなさすぎ!」

 しょんぼりしてるミチの前で、みんな
大爆笑。

 ミチは、自分のことより、人のこと。
性格が良すぎるんじゃない?
 そうは言っても、彼女にはなれないけど。

 
 久しぶりに、みんなでおしゃべりしたら、
ほんとに楽しかった。

 確かに、勉強をしに来たんだから、
必死になって勉強しなくちゃいけないのは
当たり前なんだけど、だからって、勉強だけ
やってればいい!なんて言うんじゃ、もっ
たいない。

 今はたまたま、歩いていけば会える寧子や、
ミチも、ここを出たら、もしかしたら次に
会うことは無いかもしれない。

 そう考えると、ただひたすら勉強だけの
あさひは、アメリカ留学の半分を損してる
ような気がしてきた。

 楽しかったみんなと別れて、図書館に
行くと、当たり前のようにあさひが机に
向かっていた。

 私は黙ってあさひの前の椅子に座ると、

「よう、眠り姫!」

 あさひが、輝くようなとびきりの笑顔で、
話しかけてきた。

 私は、当然怒られると思っていたので、
そんな素敵な笑顔で話しかけられたことに
心から驚いて、言葉に詰まった。

 それを見たあさひが、

「どっか具合悪いの?」

 さっきと一転、心配そうに顔を曇らせた。

「ううん、だいじょぶだよ」

 私の言葉を聞いた途端、また、素敵な
笑顔と共に、

「なんだ、良かった。
心配したよ」

“image©-Gribiche-“

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食堂
3月 1st, 2016 by yuki.o

 あれじゃあ、いつまでたっても、独り
ぼっちでしょ。

 漫画みたいに、最後の最後に

「やっぱりあなたが好き」

なんて、リアルじゃありえないし、まして
女からみれば、やっぱり、無い。

 そんな事を話している間に、着替えを
済ませ、午後からの授業に向かった。

 と言っても、残りの授業は2時間だけ。

〈なんか、勉強のためにあさひのアパート
に引っ越したのに、おかげで授業をサボる
って、ダメすぎだよね〉

 さすがに、かなり反省して、その後の
2時間は、しっかり授業を受けました。

 授業が終わって、そのまま図書館に行こ
うと思ったけど、寧子とミチがお茶しよう
って言うんで、今朝(って言ってもお昼だ
ね)起こしてもらった、お礼も兼ねて、
みんなでカフェにお茶しに行くことにした。

 カフェに着くと、昨日、一日中図書館に
いただけで、ずいぶん新鮮な感じ。

 ミチが、

「紗希ちゃん、昨日はどこにいたの?」

「ずっと図書館にいたよ」

「へー、ずいぶん変わったね」

「だって、ここには勉強しに来たんだもん。
ミチも遊んでばかりいないで、しっかり
勉強しないと、いつまでたっても、大学
入れないよ」

「わかってるよ」

 そうは言っても、ミチのTOEFLは400点に
届かない。

「私が思うに、語学ってやっぱりセンス
ってあると思うよ?
 ミチには、向いてないんじゃない?」

「珍しくはっきり言うね」

 ミチはそう言ったあと、急にショボン。

“image©RYUGAKU JOURNAL, Inc”

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ベッド
3月 1st, 2016 by yuki.o

 そしたら、ミチが真っ赤な顔して、口を
パクパク。
 言葉にならない声で、寧子に抗議しようと
したけれど、とうの寧子は
 
「馬鹿じゃないの?
まあ、いいけどね」

 バッサリ切って捨てた。
さすが、寧子だ。

 ま、私だってミチにそう言われるのは
嫌な気はしないけど、だからって、ミチと
付き合うつもりはない。

 確かに、女は愛するより、愛された方が
幸せになれるのかもしれないけれど、
私はまだ20歳。

 そんな事は、やってみなくちゃわから
ない。
 
 だいたい、向こうから振り向いてくれる
のを、じっと待つなんて性格じゃない。

 自分が好きになった相手なら、とにかく
私から、攻めないと、いつの間にか、
誰かに取られるかもしれないでしょ?

 そんな事は私には、絶対我慢できない!
そう、私は典型的な肉食女子。

 みんなからもそう言われるし、私自身も
そう思う。

 だって、何もしないで後悔するより、
たとえ失敗したって、やってみなくちゃ
わからないことが、あるでしょ?

 だから、今回のあさひと一緒に住む
ことは、私にとってメリットはあっても、
デメリットなんて見つからない。

 そう思うと、ミチみたいに

「好きだから、いつも隣で君を守る」

なんて人を好きになるなんて、ありえない。
なんで、ミチはそんな事すんのかな?

“image©Davids imperfect fantasy”

written by 透明(とうめい) ゆき

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やっちゃえ
2月 29th, 2016 by yuki.o

「寧子ちゃん、何聞いてんの!」

「とかなんとか言っちゃって、ミチさんが
一番気にしてることでしょ?」

 寧子の相変わらずのピンクエロオヤジっ
ぷりは半端ない。

「何言ってんの、まだ付き合ってもいない
んだらから、まだヤルわけ無いでしょ!」

「まだ?」

 もう寧子の顔はすっかり、ピンクエロ
オヤジ。

「そうよ、まだやって無いから!」

 私の「まだやってない」って言葉を聞いた
時のミチの顔が傑作だった。

 初めは、私の「やってない」って言葉に
すごく安心した感じで、大きく息を吐いた。

 でも次に、寧子が「まだ?」って言った
とたん、

 今吐いた息を、全部吸い込むぐらいの
勢いで、一気に息を吸い込んで、呼吸停止。

 そのまま倒れるかと思った。
そのあとゆっくり息を吐きながら、と同時に
頭も床に向かって、カクン。

 頭を垂れた。

「なに、ミチさん、まだ紗季のこと、諦め
ないの?」

 寧子は相変わらずの、直球だ!
ミチはいきなりの攻撃に、しどろもどろ。

「そんな、今どきヤルやらないで、そんな
気にしてたら、誰とも付き合えないよ!」

「そういう問題じゃない!
紗季ちゃんが、不幸になるのを見てられ
ない!」

「だったら、ミチさんが紗季を押し倒し
ちゃえばいいじゃん」

“image©デザインTシャツならTシャツトリニティ”

written by 透明(とうめい) ゆき

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