P11~P20

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サンバ
11月 18th, 2015 by yuki.o

 そんで、いよいよ運命の金曜日の夜、
(それほどでもないんだけど)
Int’l student(留学生)パーティーに出発!

 アメリカの大学生は勉強熱心で、
月曜日から金曜日は、とにかく勉強。
ひたすら勉強。

 そりゃ、もう、頭が真っ赤に
大爆発しそうになるくらい、勉強する。

 アメリカの大学の図書館はロスとか
ニューヨークなんかのでっかい大学は、
基本24時間開館。

 私がいた田舎のちっさな大学でも、
午前0時までは図書館が開いてた。

 だから、大学の図書館には、
真っ赤に大爆発しちゃう生徒のために、
各机の横に、消火器が設置されてる。

 だけど、金曜の夜は、Party Night!
平日の必死の勉強が終わった金曜の夜、
それは始まる。

 そう、それが、Dancing Night!
好きなだけお酒を飲んで、
真っ赤になって踊る!

 黄色い太陽が見えるまで、
ひたすら踊る!

 Int’l studentパーティーは、
ほんとに世界各国の留学生がいて、
南米、アフリカ、東南アジア、
人種は様々。

 年齢も、18歳から40歳過ぎまで、
年齢も様々。
それでも、みんなダンスが大好きで、
飲んで、踊って、大騒ぎ!

 最初に入った時は、その熱気に
びっくりして頭が沸騰、真っ白な湯気が
出たんじゃないかと思うほど。
 
 いや、ほんとに凄かった!

image©“南米大陸散歩:トラベルコンシェルジュ 深山 哲夫”

written by 透明[とうめい] ゆき

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うろうろ
11月 16th, 2015 by yuki.o

 だから、まずぴか!っと閃いたのは、
「日本人の友達を、Int’l student(留学生)の
パーティーに連れ出そう!」ってこと。

 どうしても家にこもりがちになるのは、
英語が話せないからで、
私が通訳すれば、きっと楽しめる!と思った。

 日本にいる時にアメリカ留学に備えて、
3年位英会話を習ってて、
(えらいでしょ?)
日常会話ぐらいなら、って言うか、
英会話くらいなら、ぷりんとできた。

 しかも、高校二年まで狂ったように通った
クラブだったけど、アメリカに行くために、
ビシっとやめてから全然行ってなかったから、
アメリカ留学って目標が達成できたんだから、
ちょっとぐらいクラブに行ってみたいって
思ってた。

 だから、引っ込み思案な日本の友達を、
私が通訳するからって言って、
半分は無理やりInt’l studentパーティーに
連れ出すことにした。

 なんて言っても、私だってアメリカでは
初めてのクラブ!

 しかも、 日本語が通じない Int’l student
パーティーだったから、一人でいきなり行くのは
ちょっと心細かった。

 半分は、日本人の友達のため、後の半分は
自分のため。
 
 ってわけで、なんとか日本人の友達と、
Int’l studentパーティーに行くことになった。

 火曜日にその話をみんなに話してOKもらって、
水曜日、木曜日は、本当に退屈で、
勉強は一生懸命やるつもりだったけど、
ほんとは、勉強がまったく手につかない感じで、
毎回授業は、頭がまっ白!

 あの時の水曜日と木曜日にお父さんが来てたら、
きっと、ずいぶん怒られただろうなって思った。
きっと、ずいぶん怒られただろうなって思った。

image©“Chieko-san”

written by 透明[とうめい] ゆき

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あわてる
11月 15th, 2015 by yuki.o

 なのに、日本人は英語が喋れない子が多いし、
ホストファミリーに住んでいる子がほとんどだから、
夜遅くなるとホストの人が心配するんで、
あんまり遅くなれないもん。

 だから、週末はホストがいない寧子の家に集まって、
日本人だけで、お酒を飲んで、
みんなで愚痴ってストレス発散。

明日からもがんばろう!

 パーティーをやるわけ。
まあ、普通の飲み会って感じになるのかな?

 それが、日本人のパーティー。
だから、アメリカンの学生からは、
仲間はずれな感じで、いまいち評判が良くない
みたい。

 でも、しょうがないよね~。
やっぱり英語が話せないと、引っ込み思案に
なるし、だからって、アメリカ来て2週間とか、
3週間で英語を話しなさい?
って言われても、「ごめんなさ~い!」
ってなるでしょ。

 私達だってそりゃ、独りぼっちでぽつんと
いたら、寂しいのはわかってるんだけど、
でも、いきなりアメリカンの学生や、
Int’l student(インターナショナル
スチューデントの略・留学生)に英語で、

”Hi!”

なんて気軽に話しかける勇気はないもの。

 もしできてもその後で、

”Hi,Blah-blah-blah…”

って、ざーって滝のように話しかけられても、

”I can’t speak English!”

って、わたわた、しちゃうもんね。

image©“syomi”

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Dancing
11月 14th, 2015 by yuki.o

 州によっても違うと思うけど、
私が行ってた州は、塀(囲い)の無いところで、
アルコールを飲んじゃダメ!

 外からお酒を飲んでるところが、
見えちゃいけないんだよね。

 なんで、ビアガーデンなんてありえない。
外で飲んで、喧嘩や飲酒運転のトラブル防止
の為と思う。

 アメリカはなんて言うか、すっごくワイルド
だから、ちょっとしたきっかけで、怪我人だらけ
になるからだと思う。

 しかも、未成年の飲酒や、野外での飲酒、
これを見つかると、”即逮捕!”される。
それぐらい、厳しい。

 成人年齢が二十歳の日本人は、
アメリカに来て、当たり前にお酒を買おう
として、最初にびっくりすること!

 当然、日本では成人の二十歳の学生
でも、ここ、アイダホではもちろん、
未成年。

 だから、未成年の学生
(二十歳の日本人)は、バーや、大人の
ディスコ(クラブ)に行って、お酒を飲めない。

 ま、大人のディスコ(クラブ)に行っても
音楽は、カントリーとかが掛かってて、
踊るって言っても、これって

「フォークダンス?」

みたいになるから、踊るのはちょっと無理。

 だからTop40みたいな曲でふりふり
踊リたければ、未成年が行けるクラブに行く。

 そこは、アルコールが全く無いとこで、
こっちは、最新のダンスミュージックが、
掛かってる。

 でもね、お酒飲まないで踊るだけは、
けっこう辛いんだよね。

 だから、未成年でも、飲んで踊りたい!
となると、自分達でパーティーを、
開くしかない!

 で、21歳以上のアルコール買える人
に買ってもらって、自分達で開けば、
最新ダンスミュージックをかけながら、
お酒を飲んで、ガンガン踊れる!
ってわけ。

 もちろん、未成年の飲酒がみつ
かったら、すっごくやばいけど、
それくらいじゃ止まれない!

 なにしろ、アメリカはほとんどが

”田舎”

 大いなる田舎なんだけど、
日本人の印象にあるアメリカ大都会って、
ニューヨークとかロサンゼルスだけで、
それ以外の95%が田舎なわけ。

 私が行ってたところも、めちゃめちゃ
田舎で、若者の娯楽といえば、飲む、
踊る、ボーリング、ビリヤード、ローラー
スケート、釣り、映画、んで、”エッチ”ヒュ~。
それしかない。

 だから週末になると、
ちょっとした集会所みたいなところを
借りきって、黄色い太陽が見えるまで、
”Let’s Dancing!”
それが、学生の当たり前の週末。

 パーティー始まると、あちこちで、
ガンガン音楽が聞こえて、場所聞かな
くても、どこでやってるか、
わかるんだよ。

 みんな、1日でパーティーを3っつも
4っつも掛け持ちして、アメリカンの学生の
パーティーや、海外からの留学生の
パーティーに行って、たくさんの人と友達に
なれるわけ。

image©“Vive La Palestina”

written by 透明[とうめい] ゆき

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パーティー
11月 13th, 2015 by yuki.o

 ま、それでも貴重な体験だから、
悪くはないと思うけど、せっかく
アメリカに来たんだから、毎日もっと
楽しい事がないと、もったいないでしょ?

 だから

「私が少し手伝ってあげよう!」

って思った。

 もちろん授業はちゃんと出るけど、
それ以外は、なにか楽しい企画を考えて、
みんなで、留学生活を盛り上げることにした。

 まず手始めに、”パーティーの企画”

 日本人は”パーティーアニマル”って
呼ばれるくらい、パーティー好き。

 あ、そうそう、
パーティアニマルって言葉は、悪い意味。
パーティをやりまくって、勉強しないってこと。

 たぶん、長い間アメリカにいても、

「いつまでも英語で話さないから、
勉強しない人達だ!」

 って思われたからじゃないかと、
思うんだけど。

 だって、日本人がパーティアニマルって
言われても、ブラジルやコスタリカなんかの
南米諸国。

 それから、コンゴ、エチオピアなんかの
アフリカ諸国。

 そんな国から来た留学生もパーティー
大好き!っていうか、ダンス大好き!

 もちろん、アメリカ人の学生だって、
大騒ぎできるパーティーは大好き!

 じゃあ、なんで日本人だけ
パーティーアニマルなんて言われて勉強
しないで、パーティー専門って、言われるか?

 私は、日本人だけでパーティーをやるから
じゃないかと思う。

 日本人だけでやるから、外から中の様子が
見えないし、他の人が一緒に騒ぎたくても、
それも出来ない。

 だいたい、日本人に、飲み会で踊る
習慣がないもの。

 日本人の飲み会は、おしゃべりが中心
じゃない?
そんなに大騒ぎしないでしょ?

 それに対して、南米、アフリカ諸国の
留学生はみんな踊りまくる。

 もちろんおしゃべりもするけど、
それはもちろん「英語」。

 アメリカンの学生も、
もちろん、踊りまくりの飲みまくり。

 そして、会場の扉は、いつも

Wide Open

 誰が来ても出入り自由の大歓迎!
だからいろんな人が出入りして、
いつも、めちゃめちゃ盛り上る。

 ね?楽しそうでしょ?

 でも、どうしてパーティーをやると、
たくさんの人、それも、全く関係ない
人まで会場に来て、大騒ぎになるのか?

 私が思うに、アメリカはアルコール
に関して、とてもシビアだからじゃない?

 ID提示は当たり前。アルコールを
買う時は、あきらかに”21歳以上”
が確認できないと、絶対に売ってくれない。

image©“Gaitomo”

written by 透明[とうめい] ゆき

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留学
11月 10th, 2015 by yuki.o

 学校が始まって1ヶ月も経つと、
生徒のやる気に差が出てきた。

 私は、大学に入るために来たんで、
どんどん上級クラスへ上がりたかったし、
少しでも早く大学に編入したかった。

 でも、まわりの日本人達には、
あんまり学習意欲が見られなくて、
授業も寝てたり、来なかったり、

「なんだかいい加減だな~」

って、思ってた。

 私は、どっちかって言うと
おせっかい焼きなもんだから、
そう言う、いい加減な人を見ると、
黙っていられないんだよね。
それって、お父さんの性格に
そっくりかも?

 ある日3日続けて休んだ男の子が
いたんで、その子のH’ファミリーへ、
みんなで行って見た。

 そしたら、ホストの家の庭で、
芝生に水をあげてた。

「なんで、学校に来ないの?」

って、聞いてみると、

「起きられなかったから」

だって。

 もちろん、私は黙っていられなくて、

「ちゃんと、来ないとダメだよ?
明日は迎えに来ようか?」

って、言ってあげた。

 そしたら彼は、

「いや、いいよ。
どうせ来月には日本帰るし、
なんとなく楽しければいいんだよ」

って。

 私達が来たのが6月半ば。
大学生が短期留学で来たのと重なった
わけ。

 彼らは1ヶ月半くらい滞在して、
英語の勉強と、海外生活を体験した
かっただけみたい。

 でも、実際1ヶ月半では、
英語が喋れるようになるわけもなく、
結果的にアメリカで暮らした体験だけ
が心に残るんだね。

image©“meijialx.com”

written by 透明[とうめい] ゆき

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LCSC 授業
11月 8th, 2015 by yuki.o

 授業が始まってすぐに感じたのは、
こんなに簡単な授業じゃ、複雑な
大学の講義が、いつまでたっても理解
できなくて、大学に入れないかも?って
ことだった。

 これから大学入学を目指して勉強
しなきゃなのに、日本では中学校で
勉強するはずの文法の基礎、be動詞
の勉強を始めたんで、かなりブルーな
気持ちで、不安になった。

 私だって中学校では優秀だったし、
とくに英語は、いつかはアメリカ!って
思ってたから、かなり一生懸命やって
たんで、さすがにbe動詞がわからない
なんてことは無かったわけ。

 そうすると授業の中で一番の問題は、
授業が全部英語ってこと。

 授業の内容が簡単だと、問題を理解
する必要が無いから、ただ、英語にさえ
慣れれば、どんどん上のクラスへ上がって
いけて、簡単に大学へ入学できちゃうはず。
 
 でも、さすがにbe動詞を2ヶ月
やったって、大学の講義がわかるように
なるとは思えなかった。

 だから先生に

「なんで、一番簡単なbe動詞から
勉強するの?
 日本人は、中学一年生の一番最初の受業
で習うことだから、誰でも簡単すぎて
寝ちゃうと思うけど?」

 って、質問したことがある。
そしたら、

「だから、日本人は優秀なのね!、
日本人以外、とくに南米やアフリカ
から来る生徒は、be動詞さえも
わからない子達がほとんどだから、
これは必要な授業なのよ」

 って、教えてくれた。
あ~、納得。

そうだよね、学校は日本人だけ
じゃないもんね。

 そうなれば、後は英語の聞き取り
だけの問題だから、それに慣れれば、
すぐに上のクラスに行けるはずなんだ
けど、それでも、TOEFLに受かるか、
大学の講義に、英語的についていけるか、
不安はなくならなかった。

 それでも、来たばかりだし、もう少し
様子を見て、どうしてもダメなようなら、
先生と話しあおうと思った。

written by 透明(とうめい) ゆき

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屁理屈
11月 7th, 2015 by yuki.o

 じつは、2週間ぐらい学校に行って
みたらわかった事があった。

 その学校はいくつかクラスがあって、
それぞれランク分けされてた。

 私が行ってるのは初級クラスで、
初めて英語を学ぶ人が行くとこだったわけ。

 他に5段階あって、一番上のクラスは、
大学の講義をそのまま受ける授業だったり
した。

 大学の講義を、アメリカ人の学生と
一緒に受けると、語学学校の単位も、
大学の単位も、両方共、ちゃんと取れた。

 それから、一番初級のクラスでも、
自分が得意で良くできる科目によっては、
上のクラスと一緒に授業を受けられた。

 私はスピーキングは得意だったから、
それだけは中級クラスと一緒に授業を
受けてた。

 でも、どこのクラスにも、あさひは
いなくてどこにいるのかわからなかった。

 それでも、毎日の授業は楽しくて、
あっという間に時間が過ぎてった!

 それは、高校であんなに嫌で眠かった
文法の授業も、こっちでは、楽しく理解
できたから、それだけでも、集中してた
ってわかる?

 それで、なんで?って、考えたけど、
やっぱり、授業が全部英語だったから。

 教える言葉も、質問も、全部、
ぜんぶ英語。

 だから、集中してないと聞き逃して、
全然わかかなくなる。
その集中力が、今までの私に足りなかった
のかも。

 あ、そうそう、日本からアメリカの
語学学校にいきなり通うなら、最低限、
聞き取りができないと、たとえ幼稚園の
授業でも、ついて行けないから。

written by 透明[とうめい] ゆき

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男ushiro
11月 6th, 2015 by yuki.o

 そう、結局あとで結婚することになる
あさひの第一印象は、感じ悪い人。

 だって、いきなり無視されて、
日本人なのに、日本人とも英語でしゃべって、
いかにも、

「英語以外しゃべりません!」
「日本人とは付き合いません!」

ってことを、全面に出してる感じだったから。

 だってそうでしょ?
日本からいきなり見知らぬ外国に来て、
もちろん英語もうまく喋れなくて、

〈そりゃ、少しは勉強してきたけど、
日本で勉強したことと、実際に現地で話すのは、
全然違ったから〉

 すっごく心細い思いをしてるのに、
初めて会った日本人に、無視されたら、
意識が高いか低いかの問題じゃなくて、
誰だって落ち込むでしょ?

 どんだけプライドが高いんですか?って、
思うじゃない?

 確かに、

「私を案内しなさいよ!」

とは言わないけど、ちょっとぐらい、

「日本から来たんですか?
ここは良い所ですよ。
 なにか困ったことがあったら、
いつでも相談してくださいね?」

 って、笑顔で言ってくれたら、
どれだけ安心できたか!

 それが、先輩ってもんでしょ?
違う?

 それなのに、こっちに来てから
2回も会ってるのに、どっちも、
チラ見もしないで無視ですよ?
無視!

 ただひたすら、感じ悪い!
ってしか思わないのは、当然だよね?

 ま、せめてもの救いが、クラスが
違って、普段は顔を合わせなくて
済むこと。

 あ~、良かった。

image©“Mike Monaghan”

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外国人
11月 2nd, 2015 by yuki.o

 なんだかアッと言う間に過ぎてしまった
2週間。見るもの、聞くもの、すべてが
珍しくて、楽しかった。

 それでも、観光に来たわけじゃないから、
一生懸命勉強しないと。

 と、思っていたところで始まった学校の
授業。

 初日は、簡単な自己紹介なんか
したりして、軽く終わるのかと思ったら、
なんと、ガッツリ授業が待ってた。

 ああ、言い忘れたけど、いきなり
大学の授業じゃなくて、その前に、
語学学校で英語の授業を受けてから
大学に編入する事になってた。

 そう、初めはアメリカにある
英語専門学校に入ったわけ。

 ただ、私が最初に入ったのは初級クラス。
まわりはほとんど日本人。
前からいた人もほとんど日本人だし、
私と一緒に来た日本人も、
ほとんど同じクラスだった。

 いきなり普通の授業に戸惑いながら、
それでも、なんとかお昼まで頑張った。

 んで、お昼になってクラスメートと
カフェにご飯を食べに行ったら、
先に来てた同じ英語学校の人達が10人
くらいた。

 でも、少し違ったのは、日本人は2.3人で、
あとは、いろんな国から来た生徒だった。
 
 たとえば、中国、韓国は当たり前。
ブラジル、ホンジェラス、コスタリカの
南米諸国。

 エチオピア、セネガル、コンゴなんかの
アフリカの国。

 英語が母国語じゃないだけで、日本語が
通じない国ばかりだった。

 そう、ここが日本の英語学校と
違っているのは、生徒が多国籍だってこと。

 もちろん、その中の会話は全部英語。
日本人同士でも英語で話してた。

 それを見たら、なんだかそこだけ
違う学校みたいだった。

 びっくりしてしばらく見てたら、
その中の1人に、昨日の日本人がいた。
そう、それが「あさひ」

 それを見てると、普通に楽しそうに笑い
ながら話してた。

〈なんだ、笑えるんじゃん!〉

 そんで、ときどき他の国の友達らしき人から、

「日本語でなんて言う?」

 って、質問されて日本語を教えてたから、
あ、やっぱり日本人だったじゃん!
ってことが、わかった。

 それでも、相変わらずこっちを見向きも
しないで感じ悪いのは変わらない。

〈なんか、やな人だな~〉

 って、再認識。

 なのに、なんだか気になって。
いや、きっと悪い意味で気になっただけ
だったと思う。

image©“be creator”

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