P41~P50

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グリーンカード
1月 9th, 2016 by yuki.o

 この所、晴美の事なんかで、正直あさひの事は
忘れてた。

 って、言うか、考えないようにしていた。
なにしろ、ここに来た目的、まずは

「勉強」
 
 確かに、あさひは気になってたけど、
私の目標は、あくまで

「アメリカ永住」

 日本でのお父さんや家族のことは、
ただの厄介事で、できるだけ関わらないように
したいことだもん。

 こっちに来てからは、自由だし、自分のやる気で次第で、
なんでも出来る、それが嬉しかったし、そのために
日本を捨てる覚悟で来たから。

 そのために、まずは大学に入って、就職して、
アメリカ人と結婚。

 グリーンカードを貰って、そのまま永住。
そのために来たんだもん。

 今のところは、大学に入る前の段階。
まだ、夢の入口に立っただけで、歩き出してないんだから、
あさひの事を考える暇があったら、まずは勉強。
それが、夢への第一歩になるから。

 そう考えて、できるだけあさひの事は、
考えないようにしたんで、晴美がクラスに
来たことは、私とっては本当に感謝だった。

 あさひの事を考えなくて済んだし、
晴美の勉強する姿勢は、ミチ君だけじゃなく、
私にとっても、最初の目的を思い出させてくれる、
大事な時間になった。
 

グリーンカード:米国永住者または
条件付永住者の資格、 永住・条件付永住者カード】

image©“The Huffington Post Japan, Ltd.”

written by 透明[とうめい] ゆき

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不安
1月 9th, 2016 by yuki.o

 そしたら寧子が、

「だったらちゃんと勉強しなさい!」

 なんと、クラスで一番年下の寧子に、
ミチ達男子が、お説教された。

 しぶしぶ納得したミチ君達は、仕方なしに、
席につくと、教科書を出し、勉強の準備を始めた。

 私は寧子に、

「貫禄だねー、さすが寧子!」

 って、声をかけると、

「ほんとに男ってバカだよね!」

って、寧子から返ってきた。

 私も、それには思わず吹き出しそうになりながら、

「ほんとほんと、救いようが無いよね!」

 って、答えた。
晴美がいない凍えそうな教室が、寧子のおかげで、
すこし、昨日の暖かさを取り戻した。

私は、寧子と話しながら、

〈晴美は、あさひのクラスに行ったのかな?〉

 それが、どうしても気になった。

image©“Maria Schaefer Photography”

written by 透明[とうめい] ゆき

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教室
1月 8th, 2016 by yuki.o

 翌日、もしかしたらと思って早めに教室に入ると、
いつもは一番先に来てるはずの晴美が、いなくて、
そこには誰もいない、クリアーな空間が
広がっているだけだった。

〈は~、やっぱりいないか〉

 私は、わかってたことだけど、はるみがいない現実を
目の当たりにすると、やっぱりショックだった。

〈当たり前だけどさ〉

と思ったとたん、いきなり賑やかな声が聞こえてきた。

「あ!、やっぱいねーか。
なんかやる気なくなったなー」

 その声が聞こえると同時に、ミチ君をはじめ、
男子全員が入ってきた。

「ちょっとどうしたの?、
いつもなら遅刻寸前に飛び込んでくるのに!」

 私が、聞くと

「そりゃ紗季ちゃん、
もしかしたら、晴美ちゃんが授業前に、
寄るかもしれないじゃん!」

〈あ、やっぱり同じこと考えたんだ〉

「ばっかじゃないの?
そんな事あるわけ無いでしょ!」

 私は笑いながら冷やかしたけど、
ほんとは同じこと考えたんだけどね。

「だよなー、晴美ちゃんいないなら、
帰ろうかな」

 ミチ君が言うと、男子達がいっせいに、

「とりあえず、カフェでも行くか」

 って、教室を出ようとしたところで、
寧子が入ってきた。

「ちょっとあんた達、もしかして
晴美ちゃんがいないから、帰ろうとしてない?」

 ミチ君達は、図星だったから、しどろもどろで、

「いや、そういう訳じゃないけど・・・」

 って答えた。
そしたら寧子が、

「あんた達、晴美ちゃんに
すぐ同じクラスに行くって、約束したんじゃないの?」

「それは、そうだけど・・・」

 ミチ君達は、バツが悪そうに、答えた。

image©“ai3310X”

written by 透明[とうめい] ゆき

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クラス
1月 8th, 2016 by yuki.o

 晴美は本当に魅力的で、晴美がクラスに来てから、
まず、欠席者がいなくなった。

 なによりその勉強に対する真剣な姿勢は、
周りの人も巻き込んで、それまで授業に
いい加減だった男子達も、突然先生に質問をする
くらい、授業を真剣に受け始めた。

晴美が来てから、クラス全体の雰囲気が、

「とにかく勉強したい!」

 って感じに変わったのを、先生達は、良く

「晴美のおかげね」

なんて冗談を言うくらい、好意的に見ていた。

 先生達は熱意ある生徒を評価するけど、
まわりの生徒まで、変えてしまう生徒は、ほとんど
いないから、先生達にとっても、晴美は特別だと
考えていたみたい。

 晴美の明るい性格は、男女問わず誰からも好かれて、
授業が終わってから、カフェで勉強していると、
いつの間にか、晴美が座っている白く丸いテーブルが、
勉強する人で一杯になって、誰も無駄口を叩くこと無く、
真剣に机に向かう光景が、当たり前に見られた。

 そんな光景を見ていると、少し嫉妬したくなるものの、
晴美のことは嫌いじゃなくて、誰からも愛される晴美に、
妬ましく思ったことはなかった。

 そんな晴美を見て寧子(やすこ)は、

「美人は得だね!」

 と、一言。

 私も同感だったけど、けっして美人だからってわけじゃ、
ないと思っていた。

「ちょっと悔しいけど、晴美ちゃんは良い人だもん。
当たり前だよね」

 私と寧子は、2人でため息を付いた。

image©“ラララ・アメリカ”

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みんな
1月 7th, 2016 by yuki.o

 その間1分少々。その静寂を破ったのは、
寧子(やすこ)だった。

「だいじょぶ、すぐに追いつくから、
待っててね」

 そう言うと、ミチ君に軽くパンチをした。
その寧子のパンチで、男子達は我に返って、

「そうそう、すぐに行くよ!」

と、寧子と同じ言葉を繰り返した。

〈アホ!、あんた達の頭じゃ、
死ぬ気で勉強しないと。
今のままじゃ無理でしょ!〉

 私は、心の中で、つぶやくと、
今度は晴美がどこのクラスに行くのかが、
気になった。

〈もしかして、あさひのクラスに行くのかな?〉

 そう、晴美が上級者クラスに行くことに
不満はないし、むしろそれだけ一生懸命なんだから、
上のクラスに行くのは、当然だと思った。

 それは良いんだけど、問題なのはそのクラスに
あさひがいたら。

 あさひは、この前の金髪の女の子と一緒にいたけど、

〈付き合っている確証はなかったけど、
私はあの気ブロンドの娘が彼女だと思う〉

それは、私が来る前からなんで、仕方がないから
もしも別れたらチャンスだと思えた。 

 でも、もしも金髪の女の子と別れて、
私よりも後から来た晴美と付き合いだしたら、
私だってチャンスがあったわけだから、
すっごく後悔すると思った。

image©“Vive La Palestina”

written by 透明[とうめい] ゆき

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素敵女性
1月 7th, 2016 by yuki.o

 結局、晴美はその後も授業には来ないで、
そのまま、ランチタイムになった。

 みんなで、カフェテリアに行って、
ランチをしながら、晴美の事を話している所へ、
ちょうど本人が、

「あ、いたいた!」

 って言いながら、ピンクの可愛い小さな花がらの
ランチBOXを持ってやってきた。

 いち早くミチ君が見つけて、

「晴美ちゃん、それでどうなった?」

 と聞くと
「『うん、あの後、校長先生のDr.Christinaと
ずっと話してて、『すべてのクラスを上級に
することは出来ないけど、いくつかの
クラスは、上にできるわ』って言われたのよ」

 って、晴美が心から嬉しそうに答えた。
みんなは本当に喜んで、

「さすが晴美ちゃん、よかったね~」

 と、晴美と一緒になって喜んだ。

〈なにが、さすが”晴美ちゃん”よ!
白々しい〉

 私は、自分が思ってもやらなかったことを、
いい加減にせず、最後までやり通した
晴美がちょっと妬ましかった。

〈私だって、やれば出来たよ!〉

でも、おもいっきり負け惜しみ。
 
 ただ、自分の意思を通した、
晴美に驚ろかされたのも事実で、

〈凄い!晴美は本当に英語が勉強したいんだな!〉

 と、少し嫉妬しながらも、妙に感心していた。
そしたら、晴美が、

「みんなとは短い間だったけど、これからも
友達でいてね。どこかで見かけたら声をかけてね」

 そう言って微笑んだ。
その顔があまりに可愛いので、男子達は
思わず見とれて、その場に固まっていた。

UweRichterPhotography

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黒板
1月 6th, 2016 by yuki.o

 男子達が、

「めっちゃきれい!いいなー」

とかって、みんな絶賛して騒いでいるから、

「そんなの、教室に先生よりも前に入って、
いきなり自己紹介なんて、ただ気が強いだけでしょ!」

 と、私は思った通りの印象を言った。
それを聞いた男子達は、

「晴美ちゃんが綺麗だからって、
(ひが)まなくてもいいって」

 って、変な励ましをくれた。
でも、それを聞いたって嫌な予感は消えなかったし、
なにより、きれいなことは間違いないから、
それ以上、コメントはしなかった。

 それから数日は何事も無く過ぎたけど、
1週間が過ぎた頃、授業の終わりに、晴美が突然先生に、

「ここの授業は簡単すぎて、時間がもったいない!
もっと上級クラスに変えて欲しい」

 と言い出した。
私だって、前から授業が簡単だって感じてたけど、
だからって、学校のスケジュールだってあるだろうから、

「上級クラスに変えて」

とは言えなかった。

 それに、今ではクラスメートが、みんな仲の良い友達だし、
上のクラスに上がるなら”みんな一緒に”って思ってた。
それなのに、たった一週間で、

「上級クラスにして欲しい」

 とは、相当気が強いんだなって思った。
それを聞いた先生は、

「その事は、後で話しましょう」

 と言って出て行った。
すると、晴美はそれでは納得せず、
先生の後を追って、教室を出て行った。
 私はそれを見て、

〈ああ、アメリカってこういう所が、
日本と違うのかな〉

 って、晴美は日本人なのにアメリカ人みたいで
ちょっと感心した。

image©“vectorvaco.com”

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ワンレン
1月 5th, 2016 by yuki.o

 学校に行ってみると、クラスメートがみんな
新入生の噂をしていた。

男の子は口々に、

「可愛い娘いるかな?」

 当然女子が来るもんだと決めてるみたい。
とは言っても、女子達も似たようなもんで、
かっこいい人を待っていた。

 そろそろ授業が始める時間が近づいてくると、
みんなの期待はMaxで、教室のざわつきが、
最高潮に達した頃、唐突に見知らぬ女性が入ってきた。

「はじめまして、田中春美です」

 そこに立っていたのは、ストレートの
ロングヘアーで、女子と言えないほど
大人の雰囲気で、それでいて、
男前な性格を漂わせる女性だった。

 私でも思わず、

〈きれい〉

そう感じさせる人だった。

 晴美の後ろから、Dr.Nortonが入ってきて、

「She studies together from today.
彼女が、今日から一緒に勉強します」

と言った。

 晴美は、24歳。
大学の英文科を卒業後、普通に大学院も考えたが、
それよりも、もっと生きた英語を勉強したくて、
ここを選んだらしい。

「両親と、兄がいます」

晴美が言ったので、

「ああ、だからなんとなく快活で、
強さが見えるんだ」

 私はそう思うと同時に、
不意に嫌な予感がして、少し寒気がした。

image©“アフロート ディル AFLOAT D’L”

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森
1月 4th, 2016 by yuki.o

  本当に楽しく過ごして、帰ってきたのは夜8時過ぎで、
ご飯までごちそうになって、私はあさひの事なんか、
全然忘れるくらい、Enjoyできて、ほんと感謝の一言。

 別れ際、ママが

「紗季、どんなに些細な事でも、
心配事があったら、寧子と私に話してね。
紗季と寧子は、大事な私の娘なんだから」

 って言ってくれた。
その言葉を聞いて、こらえていた涙が、
一気に溢れた。

 本当に素敵な一日を過ごして、
とにかく一生懸命勉強しよう!
そう、あらためて心に誓った。

 翌朝、久しぶりに気持ちのいい朝を迎えて、
いつもは一番早く起きる末っ子のJoyよりも
先に起きた。

 コーンフレークで簡単な朝食を摂ると、
さっそく、今日の授業の予習を始めた。

 と、言っても、いまだに日本なら中学校で
勉強するような、初歩的な授業だから、
真剣に机に向かったものの、10分もすると
飽きて、日本から持ってきた漫画を読んでたら、
電話が鳴った。

〈誰だろう?って、どうせ寧子でしょ〉

そう思いながら、電話を取ると、
受話器の向こうから、寧子の元気な声が聞こえた。

「ね~知ってる?
また、今日から新しい生徒が来るんだって!」

 気が付くと、ここLewistonに来てから、
すでに、2ヶ月が過ぎていた。

 ここの授業は、1クール2ヶ月で、
2ヶ月毎に進級&卒業がある。

 だから、今回の日本からの学生は私達の後に
やってくる、新入生って事になる。

 「へー、知らないよ。
何人ぐらい来るんだろうね」

 そう答えると寧子は、

「楽しみー♪」

 と、弾んだ声を残して電話を切った。
私も、どんな人が来るのか、
とても楽しみで、学校に行くのが、
いろいろな意味で、楽しみだった。

written by 透明[とうめい] ゆき

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モール
1月 4th, 2016 by yuki.o

 モールね、モール。

 それは、私が住んでるLewistonから、
ハイウェイ(高速道路)をひたすら走って、
2時間くらいの所。

 日本だったら、東京から清里くらいかな。
 
 普段私が住んでるLewistontって所は、
食料品と、洋服が売ってるくらいの、
ショッピングセンターがあるくらいで、
日本だったら、コープとしまむらが
並んで立ってる、そんな感じのところが
あるだけ。

 だから、ブランド品や、ちょっと難しい物は、
少し離れた、ってか、日本の感覚で言うと、
「一日掛けて、お出かけしよう!」って言うくらい
私の住んでるLewistonから離れてる、おっきな都市
Spokenに行かなくちゃならない。

 そうねー、日本だったら、アウトレットモール
に行く感じと似てるかも。

 モールに付いたのは、午後一時近く。
モールの名前は、”NorthTown Mall”

 ここは、今でこそ日本でもポピュラーな
ショッピングモールだけど、その時の私には
本当に珍しくて、お金がなくて買い物とかは
しなかったけど、一日楽しく過ごせた。

 後で寧子(やすこ)に聞いたんだけど、じつはこのモール行き、
寧子が「親友の紗季が元気がなくて・・・」って
寧子のママに相談したのがきっかけだったんだって。

 そしたら、ママが

「そんなの、女の子だったらショッピングに行けば
すぐに元気が出るわよ!」

 って、誘ってくれたんだって。
寧子のママには前にも会ったことがあったけど
(寧子がホームシックで、ママに呼ばれたことがある)、
あんなに長い間一緒にいたことがなかったし、
”寧子の親友”ってだけで、そこまで私のことを、
考えてくれたなんて、涙がでそうになった。

written by 透明[とうめい] ゆき

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